円卓の騎士・トリスタンとは②
今回はトリスタンのスキルについて触れていきます。
トリスタンの宝具は単体宝具とはいえ威力に優れたものではなく、また自己バフも持たない為宝具で殴りまくるといった戦術はとれません。
では、トリスタンはどのように動かせば良いのでしょうか。
まずは彼についてさらに理解を深めてみるとしましょう。
―—始めましょう、悲しみの歌を。
スキル① 治癒の竪琴C CT8→6
味方全体の精神異常状態解除&味方全体に回避付与(1回)&HPを回復
まず最も重要な点として赤字で示したように「味方全体に1回の回避を付与」です。
敵のチャージ技回避・サポートサーヴァントの事故防止など用途は様々ですが大体は敵の宝具に合わせる形になるでしょう。回復量はスキルマで600なので期待しない事。
トリスタンの最重要スキルと言っても過言ではありませんが、同じスキルを持つサーヴァントに同じくアーチャーのダビデがいます。ダビデはA3B宝具なのでよりアーツパに組み込みやすい性能、かつ簡単に宝具5になる事やカリスマを持っています。
この事などから、治癒の竪琴持ちではダビデの方が使われてい(るような気がし)ます。
が、後述の2つのスキルがトリスタンと彼との違いを決定的にしているのです。
決してトリスタンはダビデの上位互換でも下位互換でもありません。
スキル② 祝福されぬ生誕B CT8→6
NP増加&宝具封印状態付与(1T)
トリスタンという人間を表すスキル名。スキルマでNPは50溜まりますが宝具封印がつくのですぐ打てません。
しかし前回も述べたようにトリスタンが最も輝くのは高難度の耐久パ。
Q宝具である「痛哭の幻奏」はなんちゃらアヴァロンレベルで連発するものでもないのであまり気になりません。少なくとも私は。
スキル③ 騎士王への諫言(かんげん)B CT7→5
敵単体の強化状態を解除&クリティカル発生率をダウン(3T)
「円卓の騎士」であるトリスタンを表すスキル名。名だけでなく、性能面でもトリスタンのアイデンティティと言えるスキルです。
まず「敵単体の強化状態を解除」、確定で入ります。最近は戦場の鬼(明治維新チャレクエ土方)を始めとするバフ盛り系高難度クエストが増加。環境的な追い風が吹いています。
クリティカル発生ダウンはスキルマで20%と微妙な数値ですが、相手の強化を消しつつ事故要素であるクリティカルの確率を下げられるという点で有用。
そして何よりも重要なのが、スキルレベル10でCTが5になるという事。
5ターンに1回、敵の厄介なバフを粉砕しつつ事故の確率も下げられるという事なのです。
ちなみに私はこの記事書くまで諫言って読めませんでした。ありがとうトリスタン。
次の説明の前に少しだけ、スキル上げ優先度について記しておきます。
優先度は竪琴≧諫言>>>>>生誕 です。
基本的にアーツパにぶっ込むのでNP増加スキルの優先度は低め。
有能スキル竪琴が第一候補。強化解除要員が必要であれば諫言を先に上げるという選択肢もアリでしょう。
ただこいつSL8→9で鎖60食うんで気を付けてくださいね。
↑年末の柱戦争で、不人気コンテンツのアモン(勲章鎖ドロップ)をひたすら折ったのはいい思い出です。
↑絆10、100レベ小次郎がアモン戦争に終止符を打つ図。彼なくしてトリスタンスキルマは有り得ませんでした。
さて、最後にトリスタンの欠点を書いておきます。
①アーツパにぶっこむスキル構成なのに宝具含めてA2枚である事。
→恐らくダビデが多く使われる要因の一つです。トリスタンは高難度耐久パ向けのスキル構成にも関わらず、宝具込でQ3A2B1。宝具が回しにくい。
宝具を異常な速度で連打してくるような敵が相手の場合は、大人しくジャンヌ等を使うのが良いでしょう。
②相対的にアタッカーになるけど特別火力が出るわけではない
→スキル構成が構成なので当然ですが、火力は言うほど出るわけではないです。
等倍クラス相手に宝具でも打つと実感できることでしょう。アーチャーのクラス補正は95%です。
以上を踏まえた上で、トリスタンを運用してみてください。
今回実践例を述べると言いましたがありゃ嘘だ。次回にします。
という訳で次回、「編成・実践例」編です。
トリスタンにつける礼装の話もそこで。
向かうは特異点F。
―—黒き騎士王、人理の防人に諫言を。